両手で薬を持っている男性

EDとは、勃起不全の症状を指す言葉です。
しかし単に勃起不全と言っても、その症状には個人差があります。
たとえば全く勃起をしない症状の人もあれば、勃起が長続きしないと言う症状の人もいます。
ですから、EDと言う言葉が使用された際には、満足な性交渉を行うのが難しい勃起状態のことと言う解釈がされることが多いようです。
EDは、主にその原因によっていくつかの種類に分類されています。
原因を知ることは、適切な治療を受ける上では非常に重要なことです。
まずは機能性のEDです。
これは心因性とも呼ばれている通り、個人の何らかな心理的要因が原因となって勃起に支障が生じている状態を指しています。
どのような心理的要因が考えられるかと言うと、たとえば性交渉に対するストレスやプレッシャー、あるいは嫌悪感、過去の性交渉にあった精神的な出来事などが挙げられます。
また性交渉とは全く関係のない、仕事上や人間関係におけるストレスなどもこれに該当します。
これに対して、体に何らかの問題が発生していることを理由として勃起に支障が発生している状態は、器質性EDに分類されます。
陰茎が十分に勃起するためには神経系や血管が健康であることが必要不可欠です。
よって糖尿病や高血圧などの病気があると、そこに支障が生じるため勃起が不十分になることもあります。
また頭部や脊髄、骨盤などに疾病やケガを負った場合にも、神経系統の機能低下が発生してEDが発生することもあります。
そして機能性と器質性、両方が混在していると考えられる、複数の要因が絡み合っておりなかなか原因を特定するのが難しい状態は混合性EDと呼ばれます。
糖尿病になり、思い込みで勃起に支障が発生すると言うのもこの種類に該当します。
そして最後は薬剤性EDです。
これは血流や中枢神経などに作用をもたらす薬剤の服用、その副作用として勃起に支障が発生すると言う状態です。